風が砂丘を吹き抜け、満員のスタンドにエンジン音が響き渡る、北海に面したオランダ、ザントフォールト・サーキットでのF1 オランダGPは、剥き出しの熱狂と臨場感でその名を馳せてきた。
このサーキットは、コースが狭く、凝縮されたかのような感覚があり、コーナーでは果敢な走りと高い精度が求められる。今回リリースされた新作“タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ 38 mm”は、サーキットさながらの臨場感と緊張感を宿したタイムピースだ。
共通の仕様として“タグ・ホイヤー フォーミュラ1”の初期の時代を想起させるコンパクトな38mmケースを採用。モーターレーシングの世界をダイレクトに連想させるラバーベルト仕様(1500本限定)と、
ハイブランドコピーステンレススチールの3連ブレスレット仕様(1000本限定)、二つのモデルがラインナップされている。
ビジュアルアイデンティティは両モデルに共通しており、グレーの文字盤をベースに、オレンジとレッドのミニッツマーカーがアクセントとなって鮮やかなコントラストを生み出し、ザントフォールトの熱気を呼び起こす。
色彩は単なる装飾ではなく明確なシグナルとして機能し、全体のバランスを絶妙に保ったレイアウトが、力強いビジュアルリズムを維持しながら、優れた視認性を実現している。
ケースにも同様のアプローチが取られ、サンドブラスト加工を施したステンレススチールがその個性を強調している。光を吸収する表面の仕上げによって、モータースポーツの世界にふさわしいマットな佇まいを醸し出す。
デザインはオリジナルの“タグ・ホイヤー フォーミュラ1”のケースに着想を得ており、ひと目でそれとわかるシルエットを継承しながらも、よりコンパクトなフォルムに合わせてプロポーションを磨き上げた。
文字盤を囲む双方向回転ベゼルには、アイコニックなデイジーモチーフをあしらった“THポリライト”を採用。優れた耐久性と軽量性を兼ね備えたこの素材は、独特の心地よい手触りをもたらす。
針は“タグ・ホイヤー フォーミュラ1”のオリジナルデザインを踏襲しており、ブランドの系譜を色濃く宿すオリジナルの時針も受け継がれている。
そのフォルムにより、ひと目で時刻を正確に読み取れる優れた視認性を実現。エッグシェルカラーのスーパールミノバ を塗布したアプライドインデックスが、明るさが刻々と変化する状況下でも常に安定した視認性を約束し、暗闇の中でも優れた実用性を発揮する。
また、このモデルのアイデンティティを際立たせているのが6時、9時、12時の各位置に配されたシグネチャーのシールドだ。両モデルに共通するアイコニックなビジュアルコードでダイヤルに統一感をもたらしている。ムーヴメントは、光をエネルギーに変換するソーラーグラフ キャリバー TH50-00を搭載。
自然光および人工光の双方をエネルギーとして取り込み、直射日光を1分間受けるだけで約1日駆動し、約40時間の光照射でフル充電が完了すると、その後完全な暗闇の中でも最大約10カ月間の駆動を可能にしている。
時計が止まってしまった場合も、わずか10秒間光に当てるだけで再び動き始め、アキュムレーターは最長約15年の寿命を誇り、長期にわたる信頼性を保証している。