世界で最初の機械式時計は、1270年から1300年頃のルネッサンスの時期に、
北イタリアから南ドイツに至る地域で作られた『塔時計』だと言われています。
まだ文字板や針はなく、鐘を鳴らすことで時を知らせていました。
どういうことかと言いますと錘紐につながった錘が下がっていく力で時計が動きます。
こちらが機械式時計の起源です。
錘の弱点は、どうしても大きくなること、移動ができないこと、そして精度が現代とは比にならぬ程低い事でした。
ですが後世、動力源を改良することで、コンパクトで持ち運びのできる時計が実現しました。
こちらは後世に『懐中時計』そして『腕時計』として進化していきます。
時計に最近興味を持ち始めた方は機械式時計って何?となりますよね。時計に興味を持ち始めた方にも分かりやすく説明していきます。
機械式時計とは、巻き上げたぜんまいがほどける力を動力とする時計のことです。
そんな機械式時計は、動力となるぜんまいの巻き上げ方によって「手巻き」と「自動巻き」の
2種類に分類されます。
自動巻きとは人の手を介さず、
ローターが回転することでぜんまいを
巻き上げてくれるメカニズムを搭載した
機械式ムーブメントのことです。
ムーブメントに内蔵されたローターと呼ばれる半円形の金属部品が、時計を装着した腕の日常動作によって自然に回転し、自動的にぜんまいを巻き上げてくれます。
手巻きとはその名の通り、手でリューズを巻いてぜんまいを巻き上げる方式の機械式ムーブメントのことです。
自動巻きのように機構の中にローターが組み込まれていないためその分軽く、また、厚みを抑えることができます。
自動巻き式時計と手巻き式時計って結局どっちがいいの?
皆さん、今まで機械式時計の歴史や種類についてご紹介させて頂きましたがいかがでしたか?
どちらを選べば良いか迷われている方の為に、どちらもの魅力をお伝えしていきましょう!
自動巻き式時計の最大の魅力はなんと言っても
電池交換や、自分で巻き上げる手間も掛からないこと。
また常に自動でぜんまいを巻き足すため、ゆるみの影響を受けにくく、高い精度で時間を表示することが可能な点です。
ただ、そんな自動巻き式時計にもデメリットがございます。
それは自動巻き機構が載せられるため、時計のケースが厚くなるほか、必然的に重くなって
しまう事です。