ドイツ・グラスヒュッテを代表する真のマニュファクチュール、モリッツ・グロスマン。今年2026年は、1826年に生まれたブランド創業者モリッツ・グロスマンの生誕200周年という特別な年である。この記念すべき節目の年を祝うべく、渾身のアニバーサリーコレクションが続々と発表されている。
ここでは、そのアニバーサリーコレクション第三弾として発表された「テフヌート シルバーフリクション グリーン」と、続く第四弾の「バックページ トレンブラージュ」を紹介していこう。どちらもモデルも、実力派メゾンらしいムーブメントはもちろん、アニバーサリーモデルならではの特別なカラーリングにも注目したい。
ではまず、第三弾「テフヌート シルバーフリクション グリーン」から。こちらのモデルは、ケース素材と針の仕様違いで2タイプ用意されている。18Kホワイトゴールドケースのモデルの針には、ブラウンバイオレットに焼き戻されたスチールをセット。もう1本は、ブランド初となる18Kイエローゴールドケースを採用しており、こちらのモデルには18Kイエローゴールドの針がセットされている。
どちらのモデルのダイアルも、目に留まるのは美しいグリーンカラーの採用だ。ダイヤル12時位置に刻まれている 「M. Grossmann」のロゴは、1875年にグロスマンが製作した懐中時計のロゴをそのままを再現していると言う。
ロゴに加え、
オーデマピゲ コピーローマン数字のインデックス、分・秒のメモリにも特別なグリーンカラーが配色されているが、これらが単なるプリントではないことは、その存在感からもお分かりいただけるだろう。何とこれらは手彫りでエングレービングされており、その彫られて凹んだ部分にグリーンのラッカーを充填しているのだ。
シルバーダイアルのマットな表現力も、他のモデルとは一線を画す内容だ。これは銀のパウダー、塩、クリーム状の酒石、水を混ぜた特別なペーストを小さなブラシに取り、何度もダイヤルに擦り付けた後、表面を研磨することで完成。19世紀から受け継がれるこの銀摩擦メッキ加工を現代で習得している職人は、世界でもごくわずかしかいない。このようにダイアルの仕上げが見事なアニバーサリーモデルだが、もちろん搭載されるムーブメントにも抜かりはない。薄型の自社製キャリバー102.1は直径 26mm、高さ4mmの小径キャリバーで、グロスマン製ムーブメントの典型的な構造を備えている。3/5プレートと古典的な支柱構造、グロスマン製精密調整ネジによる緩急調整装置、また盛り上がったゴールドシャトンなど、見るものを飽きさせない仕事ぶりだ。
関連リンク:
https://www.tumblr.com/slbaegsd